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アニエピカ地域紹介:フィルエス大森林

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

今回もアルパカコネクトblogでは『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の設定情報をお伝えします。本日のテーマは、エルフたちの暮らす土地であるフィルエス大森林です!

ファンタジーでは定番種族であるエルフ『AnnihEpica(アニエピカ)』でも、尖った耳の美しい外見を持ち、自然と調和して暮らし、少し閉鎖的な性質というおなじみの設定になっています。
それではさっそく、そんなエルフたちの暮らす環境をご紹介しましょう。

▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト

エルフ(イラスト:MUGI

●フィルエス大森林 特徴 大陸西部フィルエス大森林はかつて魔の樹海であった大地である。大森林中北部の『世界樹』と呼ばれる大樹が、大型級クリーパー『混沌の残滓たる大腐樹』とその眷属に寄生された結果エーテルが変質し、樹海になってしまった。

かの地を開拓し、魔性の気質を緩和することに成功したのが開拓時代のエルフたちであり、彼らの並々ならぬ努力によって樹海はエルフの過ごしやすい森林へと変容し、エルフは恒久の棲家を手に入れた(何より、粗野で鉱石なんぞを求めて木々を切り倒していたドワーフ連中の姿を見かけないのも、大森林の利点であった)。

フィルエス大森林のエルフ達は入植当時から存在する『アエリゼル(湖水)』『ロスラバ(樹花)』『ルイン(灰火)』『メイルアイレ(聖鳥)』『リシルド(夜天)』の五氏族を源流とし、以降、エルフたちの領域の拡大や、外界に旅立ち、森に戻った者たちが新たな氏族を起こすなどによりたくさんの氏族が存在している。

各氏族の長が合議によって意見を出し合い、ときに長老が助言を述べる。速断には向かないものの、もとより外部からの干渉を拒む同地域にとっては大きな支障を来たすことはなかったようだ。

各氏族の多くは、『ハイアルヴ』と呼ばれる霊的存在を頂いている。これは、『世界樹』を取り戻す戦いの中でみられた様々な逸話に由来しており、森の意思の代弁者としてエルフの信仰対象の一つとなっている。その姿や存在の描かれ方、受け入れられ方は氏族ごとに異なるが、『ハイアルヴ』と交感することができた者は『覡』・『巫女』として氏族の方針決定のキーパーソンとして扱われている。

ここに住まうエルフ…

アニエピカ地域紹介:ディズル大湿地帯

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の設定情報を連日公開したゴールデンウィーク企画GWはアニエピカ!、皆さまご覧いただけましたでしょうか? 企画は終了しましたが、同ワールドの情報はまだまだたくさんあります!

そこで引き続き、未発表の地域情報を公開! 今回はリザードマンの居住地である「ディズル大湿地帯」についてお伝えします。キャラクター作成はもちろん、シナリオの準備や受注の準備にも、ぜひお役立てください。

▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト


リザードマン(イラスト:赤岸K) ●ディズル大湿地帯 特徴 ロスガリア大陸西部の「ディズル大湿地帯」。通称、「死の沼」とも呼ばれているこの土地は、神代の時代よりリザードマンたちの住まう土地である。正確には、天に溶けし征竜に切なる願いを叶えてもらいリザードマンとなる以前――蜥蜴の身であった頃よりこの土地で暮らしている。

リザードマンたちにとっては良き修行の場である湿地帯についた「死の沼」という通称は、ここに採集や素材収集に訪れる人々によって名付けられたものである。
発生するクリーパーの数は多く、また、原生生物もそれに適応してか凶悪な性質を有するものが多い。
リザードマンたちにとっては修業の場として望ましい環境であっても、そこを訪れる人々にとっては死の危険と隣合わせの場所なのだ。

もちろん、リザードマンたちにとっても危険な土地であることは変わらず、彼らは比較的安全な領域を拠点に数多の部族にわかれ、日々それらの「敵」――時としてリザードマンを含めた他の人類――との闘争に明け暮れている。

闘争に至らないような些細なトラブルや、未解決事件などはリザードマンの“爪に掛からぬ”ことも多く、流れの冒険者に依頼を出すこともあるが、概して危険の伴う依頼になるため、人気が高いとは言い難い。

なお、ディズル大湿地帯には二種、超凶悪な存在として認識されている生物がいる。《泥血啜る月吸蟲》《雲霞鳥》。前者はクリーパーで、後者は原生動物であるが、この二種の生物の対応のため、リザードマンは幾度も絶滅に瀕することとなった。

地勢・気候 海岸に接している領域は汽水、それ以外の湿地は多くが淡水によって冠水している。冠水の程度や生物の分布…

東京インソムニアのキャラ作成情報を公開!

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

先週末まで実施しておりましたゴールデンウィーク企画GWはアニエピカ!はお楽しみいただけましたでしょうか? 『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の世界観情報をたっぷり掲載していますので、まだご覧になっていない方はぜひチェックしてみてください!

さて今回のアルパカコネクトblogは、『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』と同時のリリースを予定している都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』の情報をお届けします。

『東京インソムニア』はお伝えしている情報が『AnnihEpica(アニエピカ)』に比べてまだ少ないので、「どんなキャラクターが作れるの?」など、疑問に思っている方も多いかもしれません。

今回はプレイヤーキャラクターの主要要素「行」「型」をご紹介しますので、ぜひキャラクター作成の参考にしてみてください!

▼都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』公式サイト

●「行」と「型」による『東京インソムニア』のキャラメイク『東京インソムニア』は、現代の東京に生きるキャラクターたちが、現実の《侵蝕》を阻止しようとするPBWです。プレイヤーキャラクターは夢を渡る能力を持つドリームダイバーとなって悪夢(ナイトメア)に侵入し、夜鬼(ゴーント)などの異界の存在と戦います。

『東京インソムニア』の世界観については、以前公開した記事もぜひご覧ください!
▼PBWワールド1追加情報! 世界観情報を発表

『東京インソムニア』のプレイヤーキャラクターの能力は「」「」「ソウルタイプ」および「戦闘スキル」「一般スキル」によって決定されます。
一般的なファンタジー世界でいうと、「行」は「種族」に、「型」は「クラス」に相当すると考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。
基礎的な能力を決定する「行」 「行」はキャラクターのドリームダイブ中の基礎的な能力を決定します。
以下の5種類があります。
木行 迷い、混沌、錯綜する力を象徴する。行固有スキルは妨害型。
火行 怒り、攻撃、拡散する力を象徴する。行固有スキルは攻撃型。
土行 信念、防御、停滞する力を象徴する。行固有スキルは防御型。
金行 秩序、思考、収束する力を象徴する。行固有スキルは特殊型。
水行 生命、感情、循環する力を象徴する。行固有スキルは回復…

【GW企画】国紹介:エラトゥーン都市同盟

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。ゴールデンウィーク中の休日に『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の情報を連日公開する「GWはアニエピカ!」企画も、いよいよ本日がラストとなりました!

最後を飾るのは3大国家のひとつ「エラトゥーン都市同盟」! 国家というニュアンスとは少し異なる地域ですが、冒険者たちの拠点となる都市「リブラネスタ」を擁し、NPCもハーフリングの「ポピー」やドワーフの「ヴィンダールヴル」など、商才や技術自慢の個性的な面々が揃う面白い土地柄です。

▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト


【冒険者思いの】ポピー(イラスト:晴(Sei)
【神匠】ヴィンダールヴル(イラスト:嘉家) ●エラトゥーン都市同盟 特徴 ロスガリア大陸東部に存在する数多の都市国家が同盟を結び形成された、巨大な通商圏ともいうべき領域。海洋運河などの地勢、陸運・海運に裏打ちされた経済力、支配領域の広さから、都市同盟という立ち位置ながら三大国に数えられるようになった。

大陸の人類史において最も長い戦争とされる《三百年戦争》の中で経済的に台頭した者たちが能動的に治世に関わるようになり、戦争終結とともに合理性に基づく意思決定組織――国家理性とも呼ぶべきもの――を形成したことが興りで、以降、“三大国”としての均衡を保ちながら、大陸の平和と同盟の文化的・経済的成長に邁進してきた。

都市同盟の政治形態はロスガリア大陸では珍しい合議制である。各都市――彩り豊かな、様々な個性を有した都市――の代表が日夜駆け引きを行いながらも、最終的には都市国家同盟全体の利益になるように落ち着く、極めて“理性的”な評議会である。そのためであれば諸外国はおろか、同盟内部の都市国家が不利益を被ることも厭わない。

評議会のメンバーには有力都市の代表が選ばれることになるが、その中で最も存在感を有しているのが、最新の湾港施設を有し、開明的で、経済的にも最も優れたリブラネスタであろう。リブラネスタは大陸全土を見渡しても最優の呼び声の高い都市であるがゆえに、評議会においても、そして、大陸においても調整役として機能している。そうすることが、リブラネスタにとって最も利益につながるからである。

地勢・気候 都市同盟は大きく分けて、海洋に面した土地と、フェ…

【GW企画】国紹介:シルトラース帝国

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。2日間の平日を挟みましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、GW企画「GWはアニエピカ!」も本日で6日目! 引き続き『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の情報をお伝えしてまいります。

本日ご紹介するのは3大国家のひとつ「シルトラース帝国」です。『AnnihEpica(アニエピカ)』の物語は、この国で発生した大事件から始まります。「レイウェスト皇子」「エフレム」が所属するこの国、ぜひチェックしてみてください!

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【黒曜子】レイウェスト・バルダス(イラスト:癸 青龍
【語らずの智者】エフレム(イラスト:赤岸K
●シルトラース帝国 特徴 ロスガリア大陸北方の大平原を支配する大国。歴史的に様々な部族が入り交じる平原を支配した経緯から、バルダス皇家を頂く絶対王政国家である。
能力至上主義を掲げ、種族・年齢・性別・身分を問わずに雇用・抜擢され、重要ポストに就くことができる。一方で、能力が劣れば過去の功績に関わらず立場を追われることもある。

国の興り、そして、歴史的背景から軍事国家としての特色が色濃く、特に、エーテルを利用した装置や魔法に関する研究に長きに渡り取り組んできた。それらの多くは軍事的利用が主とされるが、一部は僅かなエーテル適正しか有さない者でも利用できる器具として生活の一部を担っており、照明器具や加熱器具などが大陸中で用いられるようにもなっている。

大陸三大国の中では頭一つ抜けた軍事力を有し、覇道への意志を見せながらも、三国が並び立つ状況から積極的な侵略を行い難く、軍事的な拡張を進めながら機を図るに留めていた。

「征竜の盾」――それは、来るべき時まで「征竜」を刺激することなく、その時が来たらば「人類の盾」たらんとする国家指針。
人類の覇者となる道半ばに、滅びを迎えたかつての大国。

地勢・気候 極北に近い大平原を国土とするシルトラース帝国は、基本的には降雨の少ない乾燥した気候を有する。4月から9月にかけてを夏季、10月から3月にかけてを冬季と称する。極北ほどではないとはいえ、冬季の中でも12月から2月にかけては最高気温も氷点下に至るため、毛皮を利用した防寒具が必須となる。

これらの気候的理由から、同平原…

【GW企画】国紹介:リーンエス王国

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。 『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の情報を連日お届けする「GWはアニエピカ!」企画も5日目に突入しました。
本日は、ロスガリア大陸にある3大国家のひとつ「リーンエス王国」についてご紹介します。NPCの「ウィリアム王子」が所属するこの国は、どんなところなのでしょうか? ぜひご覧ください!

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【放浪王子】ウィリアム・リーンエス(イラスト:雀葵蘭
●リーンエス王国 特徴 ロスガリア大陸中央から南方にかけてを治める国家で、リーンエス王家を中心とした封建制を敷いている。

もとは砂漠に覆われていた土地であったが、『名もなき剣士』が『竜喰らい』と呼ばれる巨大生物を討伐した際、緑多き豊かな大地へと生まれ変わった――という逸話を有しており、その剣士の子孫が歴代の王に、そして、建国にあたり尽力した重臣たちが貴族として――特に、この頃から続く家系は『始まりの百家』とも呼ばれる――拡大・統治を続けてきた。継嗣の観点から王族・貴族ともにヒューマンであることが暗黙的に求められている。

このように建国当時から王族以外にも権限があったリーンエス王国では、長い年月とともに王族の存在感は薄れ、王家に対して非協力的な貴族領では、専横的な領主による支配が横行するようになっている。
享楽的な性質を持つものが多い貴族の存在は、音楽や詩歌、彫刻や絵画など、様々な芸術の発展に寄与しているのも事実で、王国はこれらの文化・流行については都市同盟と並ぶ発信地でもある。

このような国家が、軍事国家として成長を続けるシルトラース帝国と曲がりなりにもにらみ合いを続けることができたのは、その肥沃な大地が生み出す圧倒的な農業生産力と、それに基づく人口増大、そして、日夜バルバロイと呼ばれる蛮人たちやクリーパーに対応し続けている王室領や名門貴族の常備軍の存在に依るところが大きい。

――しかし。総合的に見て緩やかな発展はありつつも、自縄自縛に陥った大国という誹りを免れ得ない国家である。

地勢・気候 首都であるグランスパーダを中心に南北に領土を有し、大陸南西部を広く支配する。気候も穏やかで、四季を有している。ただし、砂漠に近接する地域は砂漠気候とも言うべき気候となっている。

【GW企画】ロスガリア大陸の神話 その3

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。連日『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』情報をお届けする「GWはアニエピカ!」企画、お楽しみいただけていますでしょうか?
本日は引き続き「ロスガリア大陸の神話 その3」をお送りします。《クリーパー》との熾烈な戦い、そして歴史時代の始まりに、ぜひご注目ください!
▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト
●ロスガリア大陸の神話 その3 ・紀元前800年? 千年以上にわたる戦乱は、マテリアル界に完治できぬほど甚大な影響を及ぼした。ハーフビーストリザードマンをはじめとした様々な新種族の誕生もあったが、エーテル変質による大地と生態系の変化の方が余りに混沌を齎しすぎた。

 それでもなおマテリアル界が存続していたのは、ひとえに小さき神々が僅かなりともエーテルを与え続けた成果であったろう。逆に言えばそこまでしてようやく存続できたとも考えられる。

 かように戦況は未だ無尽蔵に流入する《クリーパー》の側に傾いてはいたが、しかし局
所的に見ればこの時、《クリーパー》に対する《授恵者》の戦力比はじわじわと優位へと変わり始めていた。
 数百年前、百の犠牲を必要とした超大型級討伐は半分で済むようになり、より多くの超大型級を狩れるようになった。エーテルの変質が世代を重ねるにつれ肉体を強固にしたという身体的要因も確かにあろう。しかし同時に、技能的な積み重ねがこの時期にようやく日の目を見たのだとも言われている。

 元より竜や《クリーパー》と比べて脆弱だった《授恵者》らは、主要な技能や討伐手順を後進の者へ教導することで命を繋いできた。その積み重ね、生き残る術の構築こそが戦力比の改善により深く影響したのだ。でなくば、そう考えねば連綿と技能を受け継いできた名もなき輩(ともがら)が報われぬではないか。そしてそう考えるに足る証拠とも言うべき技能の積み重ねが、現在の《授恵者》らにはある。

 この時代に生きる《授恵者》らもそう信じたし、この千年の重みがあったが故に彼は偉業を成すことができたのであろう。
 彼――『ジド・ルウ』の英雄譚の誕生である。

 彼はハーフリングの少年であった。
 小柄なかの種族において、青年は敵を叩き潰す力をひたすらに希求した。戦友を護る力を、理不尽を押し付けて…

【GW企画】ロスガリア大陸の神話 その2

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。 連休中に『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』を連日お届けする「GWはアニエピカ!」企画も4日目。本日は昨日に引き続き「ロスガリア大陸の神話 その2」をお届けします。
アストラル界の干渉や《クリーパー》侵攻により荒廃したマテリアル界はどうなってしまうのか……ハーフビーストやリザードマンの神話も語られる、今回の更新もお楽しみいただけましたら幸いです!
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●ロスガリア大陸の神話 その2 ・紀元前1100年? 混沌の時代が始まり幾星霜、なおも戦乱は吹き荒れる。
 数百の年月を経て双界による戦争は一つの転換期を迎えつつあった。
 不完全なるマテリアル界のエーテル環境の変質に曝され、戦い続けた《授恵者》たちは、『超大型級《クリーパー》』の討伐を成し遂げるまでになった。無論、世界の守護者たる竜たちに比べればその討伐数は微々たるものであったが、しかし超大型級を《授恵者》たちだけで討伐したのはこの頃が初めてであったと言われている。

 成長、成熟、あるいは――――進化。
 小さき神々はこれを喜び、そして同じだけ悔いた。
 導きを与えることで、愛し子らを苦難の道に堕としたのではないか、と。生きるために抗うのはよい。けれど進化に至る道を歩ませるのは酷ではないか、と。
 ただ。ただ、もしも進化の果てに同朋となれたなら――――。

 かような神々の悔恨と一片の希望はしかし、戦局には影響しない。もはや《クリーパー》との生存戦争は神々の手を離れ、竜と《授恵者》が主導する形になっていた。いや、初めから彼らの戦であったのだ。このマテリアル界に生きる彼らと、アストラル界よりやって来た《クリーパー》との……。
 小さき神々はこのことにようやく気付いた。

 そうして超大型級《クリーパー》の討伐が可能になった頃に頭角を現してきたのが『獣の魔女』と呼ばれる授恵者であった。
 現在の帝国領南東部を中心に遺されている幾つかの記録と口伝によれば、彼女は極めて優秀な《シューター》――精緻な射手にして多くの『パートナー』の統率者であったそうだ。
 いち早く敵の居場所を掴み、釣り出し、罠にかけて急所を射抜く。その能力は僅か九つの頃から突出しており、小型級《クリー…

【GW企画】ロスガリア大陸の神話 その1

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。
連休中に『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の情報を連日お届けする「GWはアニエピカ!」も、本日で3日目となりました。

本日からは、3日にわたってロスガリア大陸の神話をお届けします! 独自の神話体系もまた、ファンタジー世界の醍醐味。今回お届けするテキストは京乃ゆらさMSによる読み応えたっぷりの力作ですので、お出かけできないゴールデンウィーク中に、じっくり読み込んでみるのもよいのではないでしょうか。

なお、とりあえず世界観をサクッと知りたい! という方は「これだけ読めばオケエピカ!〜世界設定編〜」や公式サイトもご覧ください。

▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト


●ロスガリア大陸の神話 その1 初めに神は霊智(エーテル)の澱から箱庭を創造された。
 箱庭は天地に境なく、霊智そのものであった。
 小さき神々は霊智に力を分け与えたもうた。
 霊智は天となり、地となり、光となり、闇となり、火となり、水となりて、最後に生命となった。
 神と小さき神々はこれを祝福なさった。

                 ――――創世記『序章』より

・XXXX年前 遥か原初、神は『エーテル』の澱から世界を創り出した。創造神の生み出したその世界――『マテリアル界』はエーテルに満ちた世界であった。創造神と幾柱もの神々はマテリアル界を大いに慈しみ、そこに生命を創り出した。
 初めにその地を彩る植物が生まれた。これを喜んだ幾柱もの神々――『小さき神々』は、次にその地に息づく動物を創った。植物が歌い動物が駆ける光景は、創造神をも喜ばせた。
 そうして様々な生命が天を駆け地に満ちゆくうちに、人間もまた生まれた。

『ヒューマン』『エルフ』『ドワーフ』『ハーフリング』

 四種の人間は数多の動植物と共に、神々の御許にあった。
 小さき神々がこれを祝福すると、創造神は最後に『竜』を創り出した。竜たちはエーテルに満ち万物が調和したマテリアル界をじっと見つめたのち、永き眠りについた。

争いなき楽園の時代、それがこの神代であった。

・紀元前1800年 万物が緩やかに流転し、永久の果てまで平穏であったはずの楽園に亀裂が生じたのは、今より3000年ほど前のことであったとされる。
 マテリアル界には隣り合う…

【GW企画】ロスガリア大陸の種族

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。
「GWはアニエピカ!」企画はお楽しみいただけていますでしょうか? 連休中は『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の情報を連日お届けします! 第2弾の本日は、ロスガリア大陸の種族についてです。
多彩な種族は、ファンタジーの醍醐味のひとつ。『AnnihEpica(アニエピカ)』でも、プレイヤーキャラクターとして選べる種族がたくさんいます。すでに概要はお知らせしていますが、今回は各種族の政治や風習など突っ込んだ情報も公開しますので、ぜひキャラクターのイメージ固めなどにお役立てください!
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●ロスガリア大陸の種族 ヒューマン
イラスト:雀葵蘭
ヒト。舞台となる大陸において大多数を占める種族です。主要三国(シルトラース帝国、リーンエス王国、エラトゥーン都市同盟)の王族、貴族、元首の殆ど全員がヒューマンですが、同時に農民他労働者階級においても多数を占めます。
住んでいる場所、国によって頭髪や目の色などが異なりますが、もとより多種多様な種族がいるこの世界では目立つほどではありません。

多くの国、都市において権力者はヒューマンであることが多く、その血族は純血性を維持するためにヒューマン同士の婚姻を行っています。

あまたの神々をいただくこの世界において、最大多数種族であるヒューマンが崇める神は土地や立場によりさまざまです。
能力面では特に特徴はないものの、どの地域でも生活圏を築けること、思想面や行動、能力の多様性こそが種族としての強みであるともいえます。
身長などの特徴データ 髪の色、目の色、肌の色はさまざまです。
成人男性 1.6m〜2.0m 成人女性 1.5m〜1.8m 命名規則 自由。(※) ※和名について
ロスガリア大陸には200年前に黒髪の人種が漂着し住み着いたため、辺境都市群を中心として全土に私たちの世界で言うところの東洋風の人々が存在しています。その子孫や、彼らと交流があった人々などは、東洋風の名前や和名を使うことがあります。

エルフ イラスト:MUGI
大陸各地の森の中で暮らし、その森における調和を保ちながら暮らす種族です。
容姿端麗で、ヒューマンのそれと異なる尖った耳が外見的特徴です。
森ごとに伝統や生活、価値観は異…

【GW企画】これだけ読めばオケエピカ!〜世界設定編〜

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。
すでにお知らせいたしました通り、本日より「GWはアニエピカ!」と題して、『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の情報を連日お届けします。

第一弾は「これだけ読めばオケエピカ!~世界設定編~」です!
その名の通り、一発で世界観を理解できることを目的とした記事となっています。

プレイヤーとして参加検討中の方はキャラクター作成のヒントに、マスターとして活動予定の方はシナリオフック探しに、クリエイターとして活動予定の方は制作の準備に、ぜひ活用してください!

▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト


●これだけ読めばオケエピカ!~世界設定編~ 文明度 いわゆる西洋ファンタジー的世界観・文化度が基準です。ただし、国家や土地ごとに歴史や文化に特徴があり、生活レベルなどは一定ではありません。
詳しくは後述する各国家についての項目を御覧ください!

神話について 創造神が《澱(エーテル)》を掬い上げて世界――マテリアル界を作り、その後生まれた《小さき神々》が世界に彩りを加えていきました。
そうして、様々な動植物とともに『ヒューマン』『エルフ』『ドワーフ』『ハーフリング』が産み落とされ、創造神は最後に《竜》を作り出し、竜たちとともに長い眠りにつきました。

平穏であった日々に突如訪れた災厄――異界の存在、クリーパーたちとの戦いが始まって以降、世界を形作るエーテルは大いに乱れました。目覚めた竜たちとともに臨んだ戦乱のさなかに『ハーフビースト』が生まれ、『リザードマン』が誕生したとされます。

その後、あるハーフリングの英雄と《小さき神々》がその身を犠牲に世界の間に境界を作り上げたことで、永遠に続くとも思われたクリーパーの侵攻を押し止め――今の世に続く一応の平穏を手に入れます。

この行いにより、神々はその名をも喪うこととなりました。
しかし、数多の神々は確かに居たのだ、と。神話とともに信仰の対象として語られています。

魔法・スキルについて あらゆる魔法アクションスキルに代表される特殊な行為は不可視のエネルギーである《エーテル》を通じて達成されます。
《授恵者》が使用する魔法は物理法則を捻じ曲げ、術者の力量さえ十分であれば、術者の望みを叶えることを可能にします。
このとき、過…

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