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開発運営レター 第3回

●はじめにいつもアルパカコネクトblogをご覧いただき誠にありがとうございます。アルパカコネクト代表取締役の井上ラーです。9月13日(日)に開発運営レター 第2回を公開し、トップ画面の表示遅延の改善策の現状と、コミュニティに関する取り組みについてをお知らせをいたしました。これらの問題と、その後の経過・現状について、当レターにてご報告いたします。 1)画面表示の遅延改善これまでは特にトップ画面に焦点をあてて取り組んでいた部分になりますが、状況の改善に伴い、対象を拡大して対応に臨んでいます。
UX(ユーザーエクスペリエンス)上重要な課題として優先的に対応を実施しました、キャラクターIDによるキャラクターページの表示やコミュニティ運用の正常化に伴い、個別のページでも表示の遅延が生じているという認識です。こちらについては、ページ表示時のコンポーネント処理の最適化を進めることで対応予定としております。また、サーバー設定の最適化などをすすめることも合わせて実施して参ります。2)コミュニティについて9月10日にコミュニティ機能をリリース後、種々の不具合について、ご不便をおかけいたしましたこと、申し訳ございません。これまでに対応しましたものとしまして、主なものとしては以下の通りです。表示速度の改善スレッド発言量が増えた場合に生じる入力中の画面表示遅延への対応スマートフォン環境で閲覧できない状況への対応コミュニティにおいて二重投稿がされる不具合の対応ログインしないとコミュニティが閲覧できない状況についての対応発言後、コミュニティが自動更新されない不具合への対応コミュニティスレッド編集時、タイトルを21文字以上にできてしまう不具合への対応副管理人のいないコミュニティでメンバー一覧が表示されない不具合への対応その他、対応を急ぐ不具合については引き続き調査・対応を進めております。 なお、一部不具合については告知することがお客様の不利益になりえる場合があることや、同不具合により想定され得る事態を考慮し、既知の不具合として掲示していないものもございます。ご了承ください。また、お客様からご要望いただいております機能のうち、ダイス機能コミュニティお気に入り機能コミュニティカバーイラスト機能については、その他機能のリリースが終了したのち、対応予定としております。これらについては、現在、開発要員の…

開発運営レター 第2回

●はじめにいつもアルパカコネクトblogをご覧いただき誠にありがとうございます。
アルパカコネクト代表取締役の井上ラーです。9月7日(月)に開発運営レター 第1回を公開し、今後の開発予定、特にトップ画面の表示遅延の改善策について、ならびに今後のスケジュールについてのお知らせをいたしました。その後トップ画面の表示遅延につきましては段階的に改善を行い、また新たに公開したコンテンツもございますので、本日(9/13)時点での現状のご報告と、優先して取り組んでいる課題について、お知らせいたします。1)トップ画面表示の遅延改善先日、アルパカコネクトのポータルサイトではVue.jsというフレームワークを利用していることをお伝えし、現状の問題点として以下を挙げました。Vue.js内の非同期コンポーネント処理の適用初期ローディングに不要なプラグイン、cssなどの分割遅延読み込み実施による読み込み順整理画像表示処理の軽量化この内、「初期ローディングに不要なプラグイン、cssなどの分割」「遅延読み込み実施による読み込み順整理」は実施完了しております。また、画像表示についても初期取得量を調整し、対応を行いましたが、軽量化措置については引き続き作業を進めております。また、調査の結果明らかになりました以下の点についても、対応を行いました。サーバー設定の整理による同時接続数占拠/リクエスト待機時間の解消js、cssファイルの軽量化上記の対策を行った結果、トップ画面の初回ローディング時間は環境によっては50~90%程度の改善が得られ、初回表示以降の表示描出時間も改善されております。しかし、現代のWebサービスの標準からいえば、依然としてローディング時間の長い状況にあると認識しております。今後も継続して対策を行ってまいりますので、完了まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。2)コミュニティについてコミュニティ機能を9月10日にリリースいたしました。すでに多くのキャラクターさんにコミュニティの作成や交流を行っていただいており、大変ありがたく思っております。しかしながら、コミュニティ機能にもまだ改善の余地が多いと認識しております。また、コミュニティの機能追加や拡張について早速多くのご要望も頂戴しております。以下に、今後のコミュニティ改修予定をお知らせいたします。表示が重いコミュニティページ(トップ、…

開発運営レター 第1回

●はじめにいつもアルパカコネクトblogをご覧いただき誠にありがとうございます。
アルパカコネクト代表取締役の井上ラーです。本日より新たに「開発運営レター」をスタートさせることといたしました。
今回は、現在の開発状況および今後の見通し、皆さまより多数いただいたご意見・ご要望に対する弊社の取り組みにつきまして、私からお届けしたいと思います。まずは、皆さまへお詫びさせていただきます。8月21日にアーリーアクセス開始、8月30日に一般アクセス開始となりました弊社サービスですが、開発進行の遅れや不具合により、皆さまに多大なるご不便をおかけしております。誠に申し訳ございません。その状況を踏まえて2点、皆さまにお知らせさせていただきたいと思います。1)トップ画面表示の遅延について現在、最優先で取り組んでおります「トップ画面表示の遅延」についてです。アルパカコネクトでは、多数のワールドを有するポータルサイトとしての性質を考慮し、Vue.jsというフレームワークを使用し、SPA(single page application)という仕組みを採用しております。これは、各種更新やページの読み込み、コミュニティの各種機能など、ブラウザ操作上の使用感向上においてメリットがある一方で、初期ローディング量の増加について対応を要するなどのデメリットがございます。これまでのサーバーへの負荷・通信帯域の負荷モニタリングを踏まえた結果、サーバー機能・通信帯域には十分な余力がある状況であることから、現在発生している問題の多くが、このフレームワークにおいて通信負荷・描写負荷軽減のための機構が十分に機能していない点にあると認識しております。これらを踏まえ、現在、Vue.js内の非同期コンポーネント処理の適用初期ローディングに不要なプラグイン、cssなどの分割遅延読み込み実施による読み込み順整理画像表示処理の軽量化などを並行して進めております。上記のうち、一部作業はすでに完了しており、描写負荷軽減には一定の効果が見られておりますが、作業完了までのスケジュールが出しきれない項目もあり、正式な告知はできない状況です。具体的な対応完了予告については、今後分かり次第、早急にご報告させていただきます。2)開発スケジュールについてこれまで、直近のリリース予告として、以下の通りお知らせをしておりました。2020年9月上旬 コ…

アルパカコネクト、正式サービス開始!

こんにちは、アルパカコネクト運営事務局です。大変お待たせいたしました。また、ご報告が遅くなり申し訳ございません。
8月30日(日)より、アルパカコネクトは正式サービスを開始いたしました。▼アルパカコネクト サービスサイト
https://alpaca-connect.com/現在は、初期2タイトル『AnnihEpica(アニエピカ)- 幻創の箱庭 -』ならびに『東京インソムニア』でのキャラクター作成、およびPBW向け受発注サービス「アルパカテーラー」でのイラスト発注がご利用いただける状況です。この通り、現在はご利用いただけるコンテンツも少なく、また不具合も多数残っており、アルパカコネクトが考えるPBWプラットフォームの実現にはまだ遠い状況です。ご利用の皆さまにはご不便をおかけしており、誠に申し訳ございません。ですが、これはPBWを100年先まで続けるための第一歩です。たくさんの運営者によるたくさんのワールドを自由に遊べるPBWプラットフォーム、プレイヤーもクリエイターもマスターも運営者も、それぞれの創造性を発揮して物語をつくりあげていくPBWプラットフォームの実現を目指して、アルパカコネクトは邁進してまいります。今後は不具合に順次対応し、また各コンテンツをオープンしてまいります。当面の予定は以下の通りとなっております。
ぜひその過程を温かく見守っていただけたら、そしてできればご参加いただけたら、大変に嬉しく思います。●直近の予定2020年9月上旬 テーラーイラスト商品納品開始
2020年9月上旬 コミュニティ機能解放
2020年9月中旬 ライター・ボイスアクター商品受発注開始
2020年9月中旬 マスター・クリエイター募集再開
2020年9月下旬 ショップコンテンツ解放
2020年9月下旬 『AnnihEpica(アニエピカ)- 幻創の箱庭 -』シナリオコンテンツ開始
2020年10月上旬 テーラーイベント開催今後とも、アルパカコネクトをよろしくお願い申し上げます。

『ゴブリンコネクト』の『その後』について公開!

はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営事務局です。  サービス開始準備が佳境のため、久しぶりのBlog更新となりましたが、各種メール、SNSにてお知らせの通り、本日よりアーリーアクセス開始となります!  さて、6月後半より開始しました『ゴブリンコネクト』の結果から、『AnnihEpica(アニエピカ)』の世界において、ゴールディの成り立ちが決まりました。
 本日は、『ドン・ゴーフルの大脱出』として描かれる、『ゴブリンコネクト』の「その後」について、ご案内いたします!

ドン・ゴーフルの大脱出 『ドン・ゴーフルの大脱出』とは、ゴブリンたちの都市国家、『ゴールディ』の祖であり支配者である『ドン・ゴーフル』がいかにしてゴールディの前身となるシルバードを築き上げるに至ったかについて編纂された書物である。
 ゴブリンたち自身が文字を覚え、書としてまとめ上げた、正真正銘の『大陸初のゴブリンたちによるゴブリンたちの書物』である同書は、様々な点で歴史的にインパクトのある書物となった。
 以下に、その内容について簡潔に記す。

世話係の日々 ドン・ゴーフルの生まれと、その役割について。
 生後すぐに、コミュニティの長老である【爺】に見いだされたドン・ゴーフルは【爺】から直接役目を任される。
 それが、【世話係】。ヒューマンを始めとした、【ヒト】の世話係だ。
“俺は生まれながらの授恵者だった。
 爺がなぜそれに気づいたかは分からねェ。
 爺も授恵者だったからかもしれねェし……他にも仮説はある。が、まァ、それはそれだ。
 俺は、言葉がわかった。 爺たちの言葉もそうだが、『ヒト』――そうだ。ヒューマンやハーフビーストたちの言葉がな。
 爺は当時から、何人もの『ヒト』を住処で世話していた。今思えば、爺もある程度は言葉を分かってはいたんだろう。
 けどまァ、俺のほうが“使えた”わけだ。
 あの森に入り込んで出れなくなっちまった間抜け共を、『外』に帰れるように世話することを引き継いだのさ。

 いいか、覚えておけよ。

 『情けは人の為ならず』ってヤツだよ。『ブラック・デス』の家訓はココから来てンだぜ?”

『あの日』 ドン・ゴーフルがかつて所属していたゴブリンたちのコミュニティ、【混ざり物】についての記載されている。

“――『あの日』、森は焔に包まれた。ブレアの焔だ。
 あの女の、最後の焔だった。
 だが、あの焔こそが希望の灯火だったのだろ…

正式サービス開始スケジュール変更のお知らせ

アルパカコネクト運営事務局です。
表題の件につきまして、ご連絡いたします。

アルパカコネクトの正式サービスは7月下旬より開始とお知らせしておりましたが、先日実施いたしましたクローズドβテストの結果を受けまして、今しばらくのシステム調整とテストの時間が必要と判断いたしました。誠に申し訳ございません。
正式サービスに向けてのスケジュール 正式サービスに向けてのスケジュールは、以下を予定しております。

イラストレーターユーザー登録:2020年8月上旬
アーリーアクセス開始:2020年8月21日(金)
正式サービス開始:2020年8月28日(金)→8月30日(日)
ボイスアクター、ライターユーザー登録:2020年8月28日(金)→8月30日(日)
『AnnihEpica(アニエピカ) - 幻創の箱庭 -』シナリオリリース開始:2020年9月予定

※「アーリーアクセス」は正式サービス開始の1週間前より開始となります。
※「アーリーアクセス権」はクラウドファンディングの特定コース返礼品です。

なお、システム調整と合わせまして、クローズドβテストの際にアルパカコインのご購入をクレジットカード以外でされたいというご要望が非常に多かったため、Bitcashおよび銀行振込の対応を同時に進める予定です。

クローズドβテストの開始時期に続き、再三の延期となり誠に申し訳ございません。
長らくお待たせしているところ大変に心苦しいのですが、弊社の想定するサービスをユーザーの皆さまにお届けするため、もう少々のお時間を頂戴できますと幸いです。

今後とも、アルパカコネクトをよろしくお願い申し上げます。

アニエピカ地域紹介:ドワーフ王国

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

6月後半より開始しましたクローズドβテスト『ゴブリンコネクト』も、決戦シナリオのプレイング締め切りを迎えました。現在はリプレイの制作と並行して、正式サービススタートへの調整と準備を行っております。
正式サービスの詳細なスケジュールは追ってお知らせいたしますので、お待たせして申し訳ございませんが、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

さて、今回のアルパカコネクトblogでは、『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の設定情報をお伝えします。本日のテーマはドワーフ王国です!

ドワーフといえばエルフと並んでファンタジーではおなじみの種族。『AnnihEpica(アニエピカ)』ドワーフは、頑健で手先が器用な職人肌、頑固だけど陽気な性質を持っています。多くの人が思い浮かべるドワーフのイメージ通りなのではないでしょうか。

それでは、そんなドワーフたちが大山脈の地下に築き上げた王国をご紹介しましょう。

▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト


ドワーフ(イラスト:嘉家) ●ドワーフ王国 特徴 ロスガリア大陸東部の要衝、クリエスター山脈。その「地下」に渡り広く広がる、ドワーフたちの楽園――もとい、王国である。
鉱物を求めてクリエスター山脈に入植した古のドワーフたちが、採掘中にたまたま掘り当てた巨大地下空洞を中心に、彼らの活動範囲の拡大とともに広がっていた。彼らは同時に、イェルノー荒野へと足を延ばしては同地の石材を求める中で、辺境都市群との交流を深めていき、今日まで良好な関係を築いている。

ドワーフ王国の王は鍛冶の腕で決まる。つまり、当代最高の鍛冶師に与えられる役職が、即ち王である。

冬が十度やって来るごとに行われる鍛冶技能評議会、通称『ガウ・ティブロ』にて各々の申請した作品を批評し、最優だと認められた者を今後十年の王とする。王などいようがいまいが彼らは大して変わらない。故に国の頂点という地位にそれほどの意味はないのだろうが――それでも彼らがガウ・ティブロで情熱を燃やすのは、王になれば『神の焔』と呼ばれる炉を使うことができるからだそうだ。

当代の王はシャルガネ居住区で修行・見聞し、現代に『刀』を蘇らせた「刀匠王・シグルラン」であり、ドワーフ王として典型的な『匠王』

東京インソムニア イメージノベル最終回!

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

今週のアルパカコネクトblogは、都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』のワールドディレクター(WD)をつとめる弊社の狸穴醒による『東京インソムニア』イメージノベル「出口、なし」第4話、最終回です!

前回《ナイトメア》と呼ばれる悪夢の世界に侵入したレイジと東尾しづの冒険の結末は? ぜひ最後までお楽しみください!

東京インソムニアイメージノベル『出口、なし』第1回
東京インソムニアイメージノベル『出口、なし』第2回
東京インソムニアイメージノベル『出口、なし』第3回

▼都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』公式サイト


レイジ(イラスト:倉津
東尾しづ(イラスト:れんた
●出口、なし(4) ●
 レイジとしづは悪夢の世界を全力で走った。いったい床は何の材質でできているものか、足音がかんかんと響く。
 背後を振り向くと、獣のような人のような異様な形の影たちが回廊を滑るように追ってくるのが目に入った。視界に入る限り、ゴーントは追手に加わっていないようだが――
「くっ、邪魔くさいね!」
 しづが立ち止まった。素早く反転し、大きく両腕を開く。
 左手に、銀色に輝く三日月形の物体が現れた。
 しづの身長ほどもあるそれを彼女は身体の前に立て、三日月の端と端の間の何もない空間に右手を添えると、手前に引く――ちょうど、弓の弦を引くように。
 しづの猫耳と尾が、ぴんと立てられる。
「悪霊退散ッ!」
 空気が揺れた。
 見えない矢に貫かれ、追ってきている夢魔たちの先頭の者が弾き飛ばされる。彼らは同類に踏みしだかれてすぐに見えなくなった。
 しかし、残りの夢魔はそのまま疾走を続ける。しづは虚空の弓を消すと再び走り出し、ほどなくレイジに並ぶ。
「効いてはいるが……」
「一体ずつじゃ埒が明かねーぞ!」
「うるさいね、あたしはこれしかできないんだよ!」
 しづが苦々しそうに言う。ナイトメア内での戦闘能力にはダイバーによって大きく個人差がある。能力の高低も、得意分野も千差万別だ。
「お前さんは戦いの役には立たないしねえ……」
「ほっとけ! いざとなりゃオーナーごと脱出はできるっての」
「だが、それじゃあ解決にはならん!」
 しづの言う通りだった。
「手に負えそうにないというからあたしが来てやったんだ。その読みは正しかった。ゴーントまでい…

東京インソムニア イメージノベル第3回!

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

現在アルパカコネクトでは、クローズドβテストを実施中です! 志願してくださったプレイヤーさんとマスターさんにご協力いただき、実際のシナリオ運用を行いながら、システムやUIのチェックを行っております。

さてそんな中、本日のアルパカコネクトblogは、都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』のワールドディレクター(WD)をつとめる弊社の狸穴醒による『東京インソムニア』イメージノベル「出口、なし」第3話をお届けします。公式NPCのレイジ東尾しづが活躍する物語を、引き続きお楽しみください!

東京インソムニアイメージノベル『出口、なし』第1回
東京インソムニアイメージノベル『出口、なし』第2回

▼都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』公式サイト


レイジ(イラスト:倉津
東尾しづ(イラスト:れんた
●出口、なし(3) ●
 ぬるい夜気の向こうから潮の匂いが漂ってくる。天を衝かんばかりに建ち並ぶ高層マンション群も窓の灯りの大半が消え、航空障害灯だけをともしたシルエットを灰色の夜空に浮かび上がらせていた。
 きれいに舗装された道の両側には深夜にも関わらず街灯が煌々と輝いている。区画整備されたこの一帯は、清潔さと秩序において都内でも有数のエリアだ。
 だが、死角がないわけではない。建物の陰、街灯の足元、公園の茂み。目を凝らせば、そこここに闇が凝っている。
 およそ、この世に闇のない場所などない。現代においてそれが駆逐されたように見えるのは、ただ皆が目を逸らしているだけなのだ。
 高層マンションの谷間で、闇が蠢いた。マンションに付属したごみ保管用の小屋、その陰に淀んだ黒っぽい塊が、ほとんど一体化していた壁からちぎれ、縦に細長い姿をゆらりと現す。
「よう。いい夜だな」
 場違いな声に、影は文字通り飛び上がった。掌に収まるほどの小さなものが、かしゃんと音を立てて地面へ転がる。
「へえ、いいもん持ってるじゃねえか」
「――!」
 金髪を黒いパーカーのフードに押し込めたレイジが、足元に落ちたスマートフォンに手を伸ばす。と、ごみ保管小屋の蔭に隠れていた先客が彼に掴みかかってきた。
「か、か、返せ……!」
「おっと」
 体力には自信のないレイジだが、相手は明らかに素人だった。軽くかわして逆に相手の手首を掴む。
「ひっ」
「なあ、こん…

クローズドβテスト『ゴブリンコネクト』開始!

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

新型コロナウイルス感染症の影響により、本年4月を予定していたアルパカコネクトのサービスの開始にも遅れが生じておりましたが、いよいよ6月20日よりクローズドβテストを開始しております!

そこで今回のアルパカコネクトblogでは、クローズドβテストの状況と、今後の予定についてお知らせしたいと思います。

●クローズドβテストについて
※画面は開発中のものです

現在、抽選の結果クローズドβテスターに選ばれたプレイヤーの皆さまと、アルパカコネクトのマスター試験に合格した上で志願してくださったマスターの皆さまにより、クローズドβテストとして、ワールド『ゴブリンコネクト』を運用中です。

まだ未実装の機能も多いのですが、PBWのキモとなりますシナリオ機能を中心に、マスターの皆さまが作成した実際のシナリオを用いて、テストに参加していただいている状況です。

なお、クローズドβテストのご案内メールが迷惑メールフォルダに入ってしまう現象を報告いただいております。本年2月~3月に実施した『クローズドβテスト事前譚』に参加くださった方は全員参加資格をお持ちですので、対象の方でまだご案内メールが来ていないという方は、迷惑メールフォルダもご確認ください。それでも見つからない場合、お手数ですがお問い合わせください。

▼参考:【クローズドβテスト】参加者募集のお知らせ
※クローズドβテスターの募集は終了いたしました。

●今後の予定 今後の予定は以下の通りとなっております。
クローズドβテスト 2020年6月20日(土)~2020年7月22日(水) ※シナリオリリース期間:6/25~7/107月下旬 アーリーアクセス開始7月末~8月上旬 正式サービススタート クローズドβテストの結果を受けてシステムの調整作業を行うため、アーリーアクセスおよび正式サービスの開始につきましてはまだ具体的な日付が出せず、申し訳ございません。
楽しみにしてくださっている皆さまには今しばらくお待ちいただいてしまいますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

●おわりに 今回は、クローズドβテストの状況と今後の予定についてお知らせいたしました。
アルパカコネクトblogでは引き続きアルパカコネクトのサービスやPBWの情報を発信していきますので、更新した際にはご覧になっていただけ…

東京インソムニア イメージノベル第2回!

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

今回のアルパカコネクトblogは、前回の記事でお知らせいたしました通り、都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』のワールドディレクター(WD)をつとめる弊社の狸穴醒による『東京インソムニア』イメージノベル「出口、なし」第2話をお届けします。

イメージノベルは全4回の連載となる予定です。公式NPCのレイジ東尾しづが活躍する物語を、ぜひお楽しみください。

▼都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』公式サイト


レイジ(イラスト:倉津
東尾しづ(イラスト:れんた
●出口、なし(2) ●
 目当ての学校は、山手線の駅からオフィス街を抜けた先にあった。道路に面した校舎はしゃれたオフィスビルのような風情だ。下校時刻を過ぎ、上品な制服姿の少女たちが続々と門を出てくる。
 路上駐車のトラックの陰から校門の様子をうかがうレイジは、ターゲットの現れるまでの間と思いスマホを取り出した。
 立ち上げたアプリは《spouter(スポーター)》。東京限定のSNSだ。レイジは特殊な認証コードを入力してから、検索窓にキーワードを入れた。
(わりと多いな)
《spouter》の画面に表示されているのは、古今のさまざまな事件の情報。特に侵蝕の可能性が高いものについては、それとわかるアイコンがついていた。
(閉じ込められるって怪異は結構あるっぽいけど……やっぱり今回の情報は上がってきてねえか)
 そのとき、校門から出てきた生徒のグループがあった。
(おっ、あれか?)
 友達らしきふたりに挟まれたすらりと背の高い少女。やや古風さを感じる整った顔立ち。しづから受け取った写真データと同じ顔――篠ノ井楓だ。
 レイジが横断歩道を渡る間に、三人組の少女は駅方面へ歩き出している。適度な距離を置き、レイジは追跡を開始した。
 篠ノ井楓は長い髪をなびかせ左右の少女と楽しそうに会話しているが、どことなく「従えている」雰囲気が漂うのは、彼女のまとう風格のせいか。
(末は女社長の地位が約束されてるってか。ったく、異世界すぎるぜ)
 お嬢様たちは、多分にやっかみの含まれた視線を向けるレイジに気づいた様子もない。
(さて、どこでどうやって接触するか)
 思案しながら三人を追ううちに、駅が見えてきた。レイジの前で少女たちはひょいと進路を変えると、コンビニに入る。
(…

東京インソムニア イメージノベル第1回!

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。今回のアルパカコネクトblogでは、都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』の情報をお届けします。

これまでにも何度か『東京インソムニア』の世界観情報をお伝えしてきましたが、現代ものだからこそ、雰囲気を把握し切れていないと感じている人がいるかもしれません。また、ホラーテイストの伝奇ものといっても幅があります。実際にどんな内容なのか知りたい方もいるでしょう。

世界観を掴むには、やっぱり物語が一番です。そこで今回は『東京インソムニア』のワールドディレクター(WD)をつとめる弊社の狸穴醒によるイメージノベルをお届けします!

イメージノベルは全4回の連載となる予定です。公式NPCのレイジ東尾しづが活躍する物語を、ぜひお楽しみください。

▼都市型現代伝奇ノベルPBW『東京インソムニア』公式サイト

レイジ(イラスト:倉津
東尾しづ(イラスト:れんた

●出口、なし(1) ●
 きみの存在は奇跡だ。
 きみは僕の知っている女たちとは違っていた。穢れを知らず、いたずらに騒ぐこともなく、群れることもない。
 そんなきみが、どんなアイドルやモデルでもかなわない眩しい微笑みを浮かべて、僕を見てくれた。
 それどころか優しく声をかけて、そっと手に触れてくれたのだ。
 ああ、美しいきみの姿を、ずっと留めておくことができたなら、僕はどんな代償でも払うだろう。

 どうか、どこへも行かないで、僕のアリス。



 ――高級タワマンの怪! 消えた三百人超の住民は今どこに――
 扇情的な文字が、紙面に踊る。
 見出しに続く記事は、都心部のマンションで十年ほど前に発生した未解決事件の顛末を伝えていた。いわく、高級マンション《リバーサイドレジデンス》が、入居の始まった一週間後に一夜にして無人になった、と。
(くっだらねえ)
 男は内心で毒づいた。彼は脱色した髪をかきあげ、三白眼をすがめた不機嫌な表情のまま《喫茶ウルタール》という文字の消えかかったカップに口をつける。珈琲はすっかり冷めていた。
(ったく、婆さんはいつになったら来んだよ)
 店内を見渡せば、広々とした喫茶店の席は七割がた埋まっていた。古ぼけたビロード風の赤い絨毯、埃をかぶったシャンデリア。平日の午後のことで、西新宿という場所柄スーツのサラリーマンの姿が多い。しかし寝巻かというようなジャー…

アニエピカ地域紹介:辺境都市群

●はじめに こんにちは、アルパカコネクト運営です。

今回もアルパカコネクトblogでは『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の設定情報をお伝えします。本日はこれまでと少し趣向を変え、辺境都市群を紹介します!

辺境都市群は特定の種族に結びついているわけではありませんが、ファンタジーらしい神秘的な特徴を持っています。ロマンあふれる辺境都市群について、ぜひご覧ください!

▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト

●辺境都市群 特徴 ロスガリア大陸北東の通称『辺境』に位置する都市国家群。その殆どがイェルノー荒野と呼ばれる広大な荒野に存在している。

地勢的に安定した農作物の収穫が困難であったことから、他の地方に比べ大都市と呼べるほどに発展できた都市はほとんど見受けられない。では、なぜこのような土地に都市国家が存在するかといえば――その理由は、この土地にある都市群が、この大陸において最も古い都市群であるから、とされている。そして、存続することができたのは、ひとえにクリエスター山脈にドワーフ王国があるから、と言えよう。

一部の開明的な都市を除いて、古都市領域と称されるほど辺境都市の町並みは古い。材質も、経年劣化が激しく補修を繰り返している現状である。しかし、その区画は整理されており、地下水源の利用や「下水道」が存在するなど、その町並みに比して衛生的かつ効率的な設計思想のもと、そして、高度な技術力によって構築された都市が多い。

実物以外に一切の記録が残っていないため、その技術的・思想的背景は明らかになっていないが、記録的価値や、研究対象、技術者の育成などの面でこれらの辺境都市の価値は高く評価されている。

こういった歴史的背景や、土地によってエーテルに大きな『ムラ』が存在することから技術者、研究者、芸術家、発明家などの人種が各都市に多く集まっている。それ故にか同じく技術系国家と言えるドワーフ王国との関わりも深く、ドワーフ王国は辺境都市に対する侵略を頑として拒む姿勢を各国に対して見せている。

同地域にある有名な都市として、大迷宮を抱える『迷宮都市エドゥノーグ』『学術都市 ヴェルクリエ』が挙がるほか、『シャルガネ居住区』と呼ばれる、黒髪の人種が住まう土地も広く知られている。

地勢・気候 大陸北東部は雨は少なく、全体…

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