アニエピカ地域紹介:フィルエス大森林

●はじめに

こんにちは、アルパカコネクト運営です。

今回もアルパカコネクトblogでは『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』の設定情報をお伝えします。本日のテーマは、エルフたちの暮らす土地であるフィルエス大森林です!

ファンタジーでは定番種族であるエルフ『AnnihEpica(アニエピカ)』でも、尖った耳の美しい外見を持ち、自然と調和して暮らし、少し閉鎖的な性質というおなじみの設定になっています。
それではさっそく、そんなエルフたちの暮らす環境をご紹介しましょう。

▼剣と魔法のハイファンタジーPBW『AnnihEpica(アニエピカ)-幻創の箱庭-』公式サイト

エルフ(イラスト:MUGI


●フィルエス大森林

特徴

大陸西部フィルエス大森林はかつて魔の樹海であった大地である。大森林中北部の『世界樹』と呼ばれる大樹が、大型級クリーパー『混沌の残滓たる大腐樹』とその眷属に寄生された結果エーテルが変質し、樹海になってしまった。

かの地を開拓し、魔性の気質を緩和することに成功したのが開拓時代のエルフたちであり、彼らの並々ならぬ努力によって樹海はエルフの過ごしやすい森林へと変容し、エルフは恒久の棲家を手に入れた(何より、粗野で鉱石なんぞを求めて木々を切り倒していたドワーフ連中の姿を見かけないのも、大森林の利点であった)。

フィルエス大森林のエルフ達は入植当時から存在する『アエリゼル(湖水)』『ロスラバ(樹花)』『ルイン(灰火)』『メイルアイレ(聖鳥)』『リシルド(夜天)』の五氏族を源流とし、以降、エルフたちの領域の拡大や、外界に旅立ち、森に戻った者たちが新たな氏族を起こすなどによりたくさんの氏族が存在している。

各氏族の長が合議によって意見を出し合い、ときに長老が助言を述べる。速断には向かないものの、もとより外部からの干渉を拒む同地域にとっては大きな支障を来たすことはなかったようだ。

各氏族の多くは、『ハイアルヴ』と呼ばれる霊的存在を頂いている。これは、『世界樹』を取り戻す戦いの中でみられた様々な逸話に由来しており、森の意思の代弁者としてエルフの信仰対象の一つとなっている。その姿や存在の描かれ方、受け入れられ方は氏族ごとに異なるが、『ハイアルヴ』と交感することができた者は『覡』・『巫女』として氏族の方針決定のキーパーソンとして扱われている。

ここに住まうエルフたちの暮らしは、『世界樹』を取り戻して以降、大森林に現れるクリーパーなどの『外敵』を鑑みても長く安定している。森に住まうエルフたちにとってそれは、外部の種族や国家の干渉を不要と判断するには十分な根拠となっているようだ。

【旅するエルフの一団】

フィルエス大森林に住まうエルフたちとは離れ、森を出て流浪の旅を続けるエルフの一団がごく少数だが存在する。彼らは長い寿命の中で他の種族らと交流し、技術や知識を相互に伝え合う。
また、旅の中でエルフと他種族との子孫が各地や一団の中へ生まれ育つことで、世界全体としてもエルフ族との交流が進む側面がある。

彼らが旅をする目的は、「奇跡の秘薬を求めているから」とも「大いなる災厄を阻止するため」とも語り継がれているが、その真偽は定かではない。

地勢・気候

気候は穏やかで、年中暖かく寒さに凍えることもない。常春の森というにふさわしい環境である。
大森林の中心にあるフィルエス湖は大森林全体を巡る水源となっており、この場の人々の暮らしを支えている。ほとんどの氏族で農耕や牧畜は行っておらず、自然の恵みの中で暮らしている。

歴史

1世紀

エルフたちがフィルエス大森林に入植。魔の樹海であった同土地の開拓が始まる。

3~4世紀

『混沌の残滓たる大腐樹』とその眷属との交戦が本格化。
4世紀はじめには森の外に出るエルフの若者が増加。しかし、大平原も、フェアドゥキア平野も戦争の只中であり、多くのエルフは失望と共に森に帰ることとなる。

5世紀

5世紀末。リザードマンの窮地に協力したエルフが居た、という理由から、リザードマンのが『混沌の残滓たる大腐樹』への共同戦線を提案。エルフたちはこれを応諾した。

6世紀

『混沌の残滓たる大腐樹』の討伐に成功。

8世紀

リザードマンとの共闘の経験から、過去の他種族・各国家への『落胆』は偏見であったのでは、と考える氏族が増加。以降、少ないながらも大森林の外へと出て見聞を広めるエルフが増える。

他国との関係

エルフが保守的に過ぎる種族であることから、友好的な関係を築いていると明言できる国家・種族はリザードマンたち以外には存在しない。
とはいえ、氏族単位では外部との交流は行っているところもあり、フィルエス大森林全体が完全に“閉じた”領域ではない。彼らの手に余る、あるいは、彼ら自身が忌避感を抱くような問題が発生したとき、冒険者に声が掛かることは少なくない。

●おわりに

選べる種族のバリエーションも『AnnihEpica(アニエピカ)』の特徴ですが、異種族といえば真っ先にエルフを思い浮かべる人も多いのでは?
『AnnihEpica(アニエピカ)』エルフをやってみたい! という方はもちろん、フィルエス大森林はこれぞファンタジーという設定になっていますので、冒険の舞台としてもぜひチェックしてみてください。

今後もアルパカコネクトblogでは引き続きPBW情報を発信してまいりますので、更新の際にはぜひご覧になっていただけますと幸いです。

それでは、またの機会に!

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