「100年先もPBWしたい!」アルパカコネクト所信表明
アルパカコネクトの井上ラーと申します。
僕がPBW(プレイ・バイ・ウェブ)をはじめたのは大学3年生のころでした。それから10年ほど、この遊びを続けています。
そのなかで、いろいろな経験をしました。
誰かの発想や着想で物語が大きく動いたり、マスターがそれを動かすさまを目にしたり。
僕のキャラクターを誰かに信じてもらったり、嫌われたり、ライバルができたり、好んでもらったり。
誰かが物語の展開に悲しんだり、喜んだり、クリエイターが手がけた作品に歓呼するさまを目にしたり。
たくさんの友人やクリエイターの方々と出会って長いつきあいになったり、そっと消息がわからなくなったり。
楽しかったこと。悲しかったこと。大成功や、大失敗も含めて、PBWをとおして得たものがたくさんあります。
PBWという遊びは複雑で、PBWという業界を取り巻く環境も、クリエイターを含み僕たちの生活も、目まぐるしく変化していっています。そのなかで、この愛おしい遊び場を未来に残し続けるために、僕たちはこの会社を興しました。PBWで出会った仲間たちと共にこんなことをはじめるとは夢にも思っていませんでしたが……これもまた、僕にとってはPBWの醍醐味で、宝のひとつです。そういう場所を築いていけるよう、励むつもりです。
最後に、プロジェクトを立ち上げたとき、メンバーのひとりが書いてくれた”Introduction”から引用して筆を置こうと思います。
これが、100年先まで残る、僕たちのソウルとなりますように願いを込めて。
”それでも我々は、この遊びがずっと続いてほしいと願う。
10年先も、20年先も、我々がこの世を去ったあとも、
誰かが誰かと物語の世界を冒険していてくれたら、とても素敵だ。
100年先もPBWを遊びたい。
そんな願いのもとに、我々は、本プロジェクトを立ち上げる。”